ワインの本場…。
そういえば、ワインの生産量自体はイタリアがいちばん多い(といってもそれほど差があるわけじゃないけど、対、国土面積比を考えれば圧倒的)そうな。それだけイタリア人はワインがお好き。てことなんだろうけど、それでも『本場フランス』といわれるのは、ボルドーとブルゴーニュの二大生産地によるところが大?。
一級畑、二級畑などの格付けをまっ先に行ない、シャトー○○と呼ばれる名醸造所がいくつもあるボルドー地方。一方ブルゴーニュでも彼のロマネ・コンティなるワインがその名をとどろかせたりと、ともに性格の違うワインでありながら良質のワインを造りつづけてきた2つの名産地。
それに忘れちゃならないのがシャンパーニュ地方。いわゆるシャンパンの生産地。というか、ここで造られたもの以外シャンパンとはいわ(え)ない。もちろん有名なのはドン・ペリニヨン、通称ドン・ペリですねぇ。味的評価は高いが値段はもっと高い、てやつですか。
ほか、それらの生産地以外でもコート・デュ・ローヌやロワール、それにプロヴァンスなど個性的で良質なワインを造るところがいっぱいあるのが『本場フランス』といわれる所以なんでしょうかねぇ。
で、個人的好みでいえばどちらかというとボルドーよりはブルゴーニュ。べつにロマネ・コンティなんかでなくても美味しくてお安いワインがいっぱいあります。銘柄でいうといわゆる『Bourgogne』と名前のついたもののほかに、やや地域をしぼった『ブルゴーニュ・オートコート・ド・ニュイ』や「マコン・ルージュ』などもピノ・ノワール単一種によるもの。また白ワインの代表格のシャブリもここの産地(少し北より)で、もちろんそれほどお安いといえる身分じゃないけどけっこう価格帯には幅があってそこそこのもあるし、同じシャルドネ種からの白ワインで庶民的価格?のマコン・ヴィラージュなどもアリゴテ、なんてね。
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